阿部共実一覧

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**阿部共実:月曜日の友達(2)**

先日、阿部共実の漫画「月曜日の友達」の第2巻が発売され、それにあわせてインタビューがウェブ上で公開された。読んでいくと、「文章表現について、影響を受けた作家はいますか?」という質問に対して、作者は以下のように述べている。 特にだれの影響とかはないと思うのですが、自分は宮沢賢治が好きです。小学生でも読める難しくない言葉の配列で、ここまで感動的な力を文章に宿らせられるなんてすごいなと思います。だから宮沢賢治のようにだれにでも読みやすくするために、難しい言葉は使わない、というのはありました。だから青年誌なのに、ルビを打ってもらっていました。 【インタビュー】阿部共実『月曜日の友達』ネームを完成させるまでに1年! 描きたかった思春期の中学生男女と“大友克洋的SF”、そして憧れの“自転車2人乗り”

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**阿部共実:日々**

〈死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々〉(以下〈死に日々〉)は現在2巻まで発売されており、そのほかに3作品がウェブ上でのみ現在公開されている。(2018年2月現在、第19話〈アルティメット佐々木274〉、第20話〈7291〉、第21話〈X大作戦〉http://tap.akitashoten.co.jp/comics/sinihibiより観覧可能。)これらの作品はショート・ストーリーの構成で、それぞれの話は異なる主人公―アルティメット佐々木の一連の話を除く―と異なるストーリーで描かれている。その長さもまちまちでおり、今回紹介する〈日々〉のように短いものも存在する。

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**阿部共実:月曜日の友達**

〈月曜日の友達〉は、阿部共実のそれまでの作品の集大成になっているように思われる。しかしながら登場人物や背景といった共通点で挙げたら、それはいくらか類型学に陥ってしまう。女性も出てれば、学生も出てきて、団地やアパートも登場する。今回の分析では、表現が如何にしてストーリーを際立て、読者へ如何にその内容を伝えているか、に注目を置きたい。つまりキーワードをもとに、一種の方法論とも言える側面に着眼し、説明をしていきたい。今回は、あくまで〈月曜日の友達〉の場面場面をなるべく画像で紹介しない方向で語ろうと思う。それは、まだ読まれてない読者のためにも、そしてストーリーから抜け出た「ひとコマで」伝えることに、限界があるためである。

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**阿部共実 : 10時間**

阿部共実の作品に頻繁に登場するモチーフとして記憶や過去の話が挙げられる。今年の夏、新作『月曜日の友達』の単行本が発刊され、そこでも阿部共実は記憶や思い出について巧みな表現を用いている。〈10時間〉でも阿部共実は過去の記憶と空間を描写しているが、ここでは夢うつつで、現在と過去のクロスする表現を堪能することが出来る。

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**阿部共実 〈ちーちゃんは ちょっと足りない〉**

2017年に〈月曜日の友達〉の連載がはじまり、活動休止(?)前の作品にも注目が注がれるようになった。pixivで公開もされた〈大好きは虫がタダシくんの〉をはじめ、独特な作風で知られる阿部共実先生。  その謎に満ちたストーリーは、多くの読者を二度も三度も1ページ目のスタート地点に呼び戻したに違いない。今回は作者が2014年に第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した〈ちーちゃんは ちょっと足りない〉を分析する。

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