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悲劇的な英雄:出光真子〈英雄チャン、ママよ〉

今年、東京都写真美術館で開かれた第10回恵比寿映像祭では、「不可視であるなら、私が。 出光真子おんなのさくひん」というタイトルの元、映像作家出光真子の作品が上映された。合計で7つの映像作品が紹介され、その中には私もはじめて観るものも含まれていた。しかし、それでもやはり初めて観た時の影響は大きかったのだろう、〈英雄チャン、ママよ〉(1983)について、やはり語りたくなった。この作品について語ること、それはビデオについて、そしてビデオに記録された人物と、それを見届ける人物との関連について、考えることである。

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**阿部共実:月曜日の友達(2)**

先日、阿部共実の漫画「月曜日の友達」の第2巻が発売され、それにあわせてインタビューがウェブ上で公開された。読んでいくと、「文章表現について、影響を受けた作家はいますか?」という質問に対して、作者は以下のように述べている。 特にだれの影響とかはないと思うのですが、自分は宮沢賢治が好きです。小学生でも読める難しくない言葉の配列で、ここまで感動的な力を文章に宿らせられるなんてすごいなと思います。だから宮沢賢治のようにだれにでも読みやすくするために、難しい言葉は使わない、というのはありました。だから青年誌なのに、ルビを打ってもらっていました。 【インタビュー】阿部共実『月曜日の友達』ネームを完成させるまでに1年! 描きたかった思春期の中学生男女と“大友克洋的SF”、そして憧れの“自転車2人乗り”

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「VS, x, ft., edit, &」▷今ここで、そしてどことも言えない、この場所で

大切な人が傍に居てくれたら、どれだけ心強いだろう。しかし、大切な人が傍にいないとき、私たち人間は、その時の寂しさを何で埋めるのだろう?答えは周波数かもしれない。答えをそれとしたとき、質問の「埋める」という表現は、「何かにとって代わるもの」ではなく、「離れているものを繋げるもの」という意味合いになる。つまり、この場合、寂しさを紛らわすものではなく、その寂しさの原因となった距離感を、埋め合わせるという意味で、「周波数」という答えを出せる。

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**阿部共実:日々**

〈死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々〉(以下〈死に日々〉)は現在2巻まで発売されており、そのほかに3作品がウェブ上でのみ現在公開されている。(2018年2月現在、第19話〈アルティメット佐々木274〉、第20話〈7291〉、第21話〈X大作戦〉http://tap.akitashoten.co.jp/comics/sinihibiより観覧可能。)これらの作品はショート・ストーリーの構成で、それぞれの話は異なる主人公―アルティメット佐々木の一連の話を除く―と異なるストーリーで描かれている。その長さもまちまちでおり、今回紹介する〈日々〉のように短いものも存在する。

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次第に粒となる滴のように:百瀬文, 〈定点観測[ソウルの少年少女の場合]〉(2017)

昨年ソウル市立美術館(SeMA)のレジデンス・プログラム、ナンジ美術創作スタジオで紹介された、百瀬文の〈定点観測[ソウルの少年少女の場合]〉。4日間という短い展示の中で、今回の映像作品が筆者に伝えてくれたものは何か?それはまるで、次第に粒となる滴のようだった。

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平らな世界をうろつく:キム・フィチョン〈HOME〉(김희천, Heecheon Kim)

ソウルのドゥサン・ギャラリー(두산갤러리, Doosan Gallery)にて昨年11月29日から12月23日まで、映像作家キム・フィチョン(김희천, Heecheon Kim)の新作〈HOME〉が紹介された。この作品でアーティストは何を表そうとしたのか、それを述べてみたいと思う。

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断想:批評のプラットフォームとは《와우산 타이핑 클럽》(Part 3)(副題:ぷらっと、プラットフォーム)

先日、ソウルにある展示空間2Wで行われたトーク・プログラムをきっかけに、筆者が「美術批評のプラットフォーム」について考えをめぐらせてみた。ワウサン・タイピング・クラブ(와우산 타이핑 클럽)に属しながら活動し、何を思ったのか、この場で自分自身に問いかけるよう、「まとまらないまま」まとめてみたいと思う。今回の副題:ぷらっと、プラットフォーム。

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断想:批評のプラットフォームとは《와우산 타이핑 클럽》(Part 2)(副題:球団、もしくはフットボールチームの設立)

先日、ソウルにある展示空間2Wで行われたトーク・プログラムをきっかけに、筆者が「美術批評のプラットフォーム」について考えをめぐらせてみた。ワウサン・タイピング・クラブ(와우산 타이핑 클럽)に属しながら活動し、何を思ったのか、この場で自分自身に問いかけるよう、「まとまらないまま」まとめてみたいと思う。

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断想:批評のプラットフォームとは《와우산 타이핑 클럽》(Part 1)

先日、ソウルにある展示空間2Wで行われたトーク・プログラムをきっかけに、筆者が「美術批評のプラットフォーム」について考えをめぐらせてみた。ワウサン・タイピング・クラブ(와우산 타이핑 클럽)に属しながら活動し、何を思ったのか、この場で自分自身に問いかけるよう、「まとまらないまま」まとめてみたいと思う。

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SPINNIN’ RECORDS:Year Mix 2017から漏れちゃった特集!おすすめDJ:13選

これからSPINNIN'にはまりたい人!2017年のYear Mixを聞いてみてください! しかし、そうしかし!残念なことにYear Mixに紹介されなかった、ちょっぴり可哀想なプロデューサーも!!ということで、彼らがSPINNIN'、またはサブレーベルでリリースした2017年のトラックを紹介!

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