2018年03月一覧

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分裂を抱えた世界:チョン・ヒョンソン《並んで歩く昼と夜》(전현선, Hyunsun Jeon)

以前、オク・スンチョル(옥승철)とノ・ウンジュ(노은주)のグループ展に共に参加していた画家、チョン・ヒョンソン(전현선)の個展が、弘益(ホンイク)大の近くにある展示スペース、オルタナティブ・スペース・ループ(Alternative Space Loop)で行われた。以前のグループ展《没入と均衡(몰입과 균형)》で、筆者はチョン・ヒョンソンの作品を「絵画的らしい」というキーワードのもと分析してみたが、今回の展示はまた違う視点で見ることができた。

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「VS, x, ft., edit, &」▷Part 1:双璧―ヴィディッチとファーディナンドのように

今回は、EDMの曲の中で、筆者の好きな組み合わせを紹介したいと思う。それは不足な点を補っているだけでなく、それ以上の価値を備えている。前回、SPINNIN'の特集をしながら紹介したコンビ(Snavs + Fabian Mazur、Bassjackers + Breathe Carolinaなど)の増補版と考えていただければ幸いである。今回は7の組み合わせを紹介していきたい。

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線は引かれるもの:BIEN《WOOZY WIZARD》

BIENの個展《WOOZY WIZARD》が、Block Houseで先日行われた。今回の平面作品は、一見、特にネットにアップされた画像で見ると、それはフォトショップやイラストレーターのツールで描かれた線のように見える。実際にこの線は、ベニヤ板に機械で丁寧に彫られたもので、それは文字や記号、そしてアニメのキャラクターをはじめとして様々な形を捉えたもの、と説明にある。......

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悲劇的な英雄:出光真子〈英雄チャン、ママよ〉

今年、東京都写真美術館で開かれた第10回恵比寿映像祭では、「不可視であるなら、私が。 出光真子おんなのさくひん」というタイトルの元、映像作家出光真子の作品が上映された。合計で7つの映像作品が紹介され、その中には私もはじめて観るものも含まれていた。しかし、それでもやはり初めて観た時の影響は大きかったのだろう、〈英雄チャン、ママよ〉(1983)について、やはり語りたくなった。この作品について語ること、それはビデオについて、そしてビデオに記録された人物と、それを見届ける人物との関連について、考えることである。

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**阿部共実:月曜日の友達(2)**

先日、阿部共実の漫画「月曜日の友達」の第2巻が発売され、それにあわせてインタビューがウェブ上で公開された。読んでいくと、「文章表現について、影響を受けた作家はいますか?」という質問に対して、作者は以下のように述べている。 特にだれの影響とかはないと思うのですが、自分は宮沢賢治が好きです。小学生でも読める難しくない言葉の配列で、ここまで感動的な力を文章に宿らせられるなんてすごいなと思います。だから宮沢賢治のようにだれにでも読みやすくするために、難しい言葉は使わない、というのはありました。だから青年誌なのに、ルビを打ってもらっていました。 【インタビュー】阿部共実『月曜日の友達』ネームを完成させるまでに1年! 描きたかった思春期の中学生男女と“大友克洋的SF”、そして憧れの“自転車2人乗り”

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